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10年前、私は旅人だった:アルゼンチン、バルデス半島

自分、大学生だった10年前、一人でバックパッカー旅をしていました。
南米のアルゼンチンから中米のメキシコまで陸路で上がって行きました。
 
2007年の1月から5月までです。
留学先のスペインから直接アルゼンチンに飛びました。
そこからメキシコまで北上しました。
 
最後はメキシコシティから、ロサンゼルスとソウルを経由して、実家のある福岡に帰りました。
 
今日も、その時の振り返りを少し。
今回は、アルゼンチンのバルデス半島に行った時の話です。

感動のパタゴニアバルデス半島へ

イグアスの滝からパラグアイを通って、ブエノスアイレスに帰った私は思いました。
 
"今は一つの場所に残るより、いろんな場所を知りたいという気持ちの方が強い"
 
すぐに私は、安宿(集合住宅)のおばちゃんに言いました。
 
また旅して来ます。
もう戻らないかもしれません。
1月25日までに戻らなければ、戻らないと思って下さい。
 
入居時に払った1ヶ月分の部屋代120ドル。
そのうち60ドル分くらいは捨てることになった。
それでも、自分は行ったことがない場所を知りたかった。
 
バックパックを抱えて、ブエノスアイレスの繁華街を5km歩いた。
イグアスに行った時と同じバスターミナルまで行った。
 
バスターミナルの裏には、スラムっぽい街並みが広がっている。
そこで子供たちがサッカーをしている。
 
私は、パタゴニアバルデス半島に向けて出発した。
私が向かったのは、プエルト・マドリン(Puerto Madryn)という、バルデス半島への中継地点の街。
 
グーグルマップで調べたら、ブエノスアイレスから 1,300km 先。
バスだと16時間くらいかかる。
 
アルゼンチン、デカイ。
 

プエルト・マドリンに着いた。

翌朝、プエルト・マドリンに到着。
宿は意外にあっさり見つかった。
芝生が綺麗な、小ぎれいな宿。
 
フロントで翌日のバルデス半島ツアーに申し込む。
ツアー代金は、90ペソ=30ドル(当時のレート)。
バルデス半島国立公園の動物を見て回る1日ツアー。
 
その日の午後は時間が余った。
なので、ビーチを歩くことに。
 
しかし、中南米お決まりの”チノ口撃”に遭う。
せっかくのビーチでの時間が台無しに。
 
まだ、あの頃は”チノ口撃"への耐性がなかったな〜。
懐かしいです。
 

バルデス半島ツアー当日。

さて翌日。
待ちに待ったバルデス半島ツアー。
 
・ペンギン
・アザラシ(トド?アシカ?)
・レミュー(ダチョウみたいな飛べない鳥)
・アルマジロ
・シャチ(運が良ければ)
・クジラ(オプショナル)
 
このツアーでは、こういう動物が見られる。
 
私はツアーに一緒に参加した、ブエノスアイレスで働くの男二人組と仲良くなった。
彼らは半島内でキャンプをするらしい。
 

オプショナルツアーでケチったことを今でも後悔。

クジラはシュノーケリングで見るツアーだった。
でも、ここで私はケチってしまった
 
私はジンベイザメを水中で見たことがある。
水の中で見る水生動物の美しさを知っている
 
だから、スゴく後悔している
シュノーケルをしたオランダ人の兄ちゃんは、ホクホク顔で帰って来た。
 
 
“お前もやればよかったのに!”
“水中で見るクジラはすごかったぞ!”
 
 
無慈悲(素直)な感動の言葉。
 
はいはい。
私もそう思います。
 
そして、シャチも見られなかった。
運が良ければ、アザラシを狩るところを見られるのだが、この日は運に恵まれず。
 

バルデス半島にはもう1度行きたい。

でも、風景はキレイです。
日本にはない、乾燥した荒野という感じ。
 
ペンギンもアルマジロも至近距離で見られます。
駐車スペースを普通に歩いています。
 
バルデス半島にはもう1度行きたいです。
行けたら、ぜひやりたいこと。
 
・シャチが見られるまで張り付きたい。
・クジラと一緒に泳ぎたい。